プレートに入れるべき3色、とは。

生憎のお天気ですねー、こんにちは。
空はグレイな本日ですが、今日は色のお話。

過去に撮影した写真を少しご紹介します。
これは昨年撮影したものです。
朝らしい写真にするために、テーブルクロスや食器類に白を多用しています。
その分、食材は色鮮やかに。

食器類をカラフルなもので揃えるのももちろん良いのですが、写真の中で大きい面積を占める食器類を色鮮やかなものにすると、写真全体がごちゃっとしがちです。

なので「写真全体に色を加える」というよりは「色鮮やかな食材を使用する」と考え、食材の中でも比較的テーブルを明るくする赤・緑・黄色の3色の食材を、できるだけ使用するように心がけています。

3色使用する、ということを頭において、もう一度先ほどの写真を見てみましょう。
この写真では、プチトマトとイチゴジャムの赤、レタス・ミント・オレンジとチーズのサラダに合わせたハーブの緑、トウモロコシ・オレンジ・オリーブオイルの黄色と、3色をバランス良く加えることができていると思います。

また、撮影してから写真を加工する際、彩度を少し上げることで、この3色を際立たせ、さらにカラフルで明るく、見栄えの良い写真に仕上げています。

例としてもう1枚、これは2年ほど前の写真。
ちょっと画質が悪いですが…。
ワンプレートの中でも、3色の食材をバランス良く配置しているのがわかりますでしょうか?

それでは以下に私が多用する食材の一例をご紹介します。
ぜひ参考になさってください。

赤・トマト、赤パプリカ、タコ、エビ、イチゴ、ラズベリー、りんご。
緑・レタス、キャベツ、アスパラ、ブロッコリー、ほうれん草、春菊、菜の花、ピーマン、ハーブ類。
黄・たまご、黄パプリカ、トウモロコシ、かぼちゃ、チーズ、マンゴー、オレンジ。

黄色の食材であるたまごを使った目玉焼きなどはとってもかんたんに作れるのでかなり頻繁に写真に登場しています。
目玉焼きはきちんと光を取り込んで撮影すると、黄身にぷるんとしたつや出て、写真映えするのでオススメです。

冷凍のベリーやブロッコリーなども色が足りない時に重宝します。色合いの良い食材を常備しておくと、写真にはもちろんですが、普段使いとしても、テーブルを華やかにするのにかなり役立つと思います。

パパッと家でごはん、でも写真は撮らない…。という時でも、できるだけ3色を使用してきれいに盛り付けをしてみる。
これだけで色彩感覚も良くなり、盛り付け技術も上がっていくような気がします。

料理写真を撮影する際には3色を使用することを心がけてみてくださいね!






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